有機農業Q&A

有機農業ってなんだろう?

「有機農業推進法」の制定はとても画期的であるといわれていますが、そのきっかけとなるものはなんだったのでしょうか?

もそも、有機農業を進めていこうという動きの始まりは、高度成長の歪みが公害病として顕在化し、農業の近代化政策が環境汚染につながることが明らかになりつつあった60年代に遡ります。

はいえ、経済効率の悪い有機農産物はなかなか評価されず、長い間、一部の生産者の特殊な農業形態という存在であり続けてきました。が、やがて時代の流れとともに消費者の食への安心・安全志向の高まりと有機農業者の地道な活動が結びつきを見せ始め、2000年には有機JAS制度が法律化されました。

かしその有機JAS制度は農産物の取引における表示規制を目的とするもので
逆に管理強化につながって有機農業の発展を阻むものとなってしまうという側面もありました。

うした中、総合的な有機農業推進施策の確立を求める声が強まり、2005年3月に「有機農業振興政策の確立を求める緊急全国集会」が開催されました。
そのような動きと、有機農業の推進を重要視する議員によって構成された「有機農業推進議員連盟」との出会いが重なり、議連と有機農業者がつながって「有機農業推進法」立法へ向けての動きが本格化していきました。

議員たちによる法案ができてからの国の対応はどうだったのでしょうか?

じめ、国や農林水産省は有機農業の存在は否定しないが、奨励するものでもない、という姿勢であったものの、有機農業者有志と農林水産省の大臣、幹部の方々による懇談会の中で有機農業者から有機農業推進施策の必要性が強く訴えかけられ、農水省に推進検討チームが設けられ、有機農業者との意見交換会が行われはじめました。

して2005年の有機農業者による全国集会から1年後の2006年12月に衆参氏両院で有機農業推進法が全会一致で可決成立したのです。
まさに「農政の大転換」ともいうべき画期的な出来事でした。

有機農業推進法ではどのようなことが定められているのでしょうか。

機農業推進法では、国及び自治体が有機農業を推進する義務を負うこと、 有機農業者に対する支援を行っていくこと、有機農業者と消費者の相互理解を高める活動を行っていくこと、新規就農者の支援をしていくこと、などが定められています。もっと詳しく

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